徘徊高齢者の位置検索の支援制度

徘徊高齢者がいる世帯にGPS端末を貸し出してくれるサービス

徘徊高齢者の位置検索の支援制度徘徊高齢者の位置検索の支援制度とは、認知症により徘徊する老人等を早期に発見するため、自治体が機器を貸し出しているサービスです。全ての市区町村で実施しているわけではありませんが、最近ではかなりの自治体で取り上げています。
基本的に老老介護をしている老夫婦の世帯で利用者が多いようですので、遠方に住む子供さんなどにも支援制度の利用を促してもらうと、介護する側は安心です。

もちろん、GPS機能がある携帯をお持ちの場合で、使い方がわかっている場合は、このサービスは不要かもしれません。しかし、携帯は使っていても、GPS機能のことになると、さっぱり分からない方も現実的にいらっしゃいます。そうした高齢者だけの家庭は、GPS装置の端末を貸し出してもらえると、自治体のサービスという安心感もあり、便利に使っています。

なお、端末機の給付は基本的に無料ですが、業者のオペレータを使う費用は自己負担となります。ただ、一回につき200円程度の費用ですから、大きな負担にはならないでしょう。

なお、端末の精度ですが、GPS端末は位置情報の精度が高く、誤差は数十メートルの範囲に収まるようです。ただし、ビル街や地下では使えないなど、短所もあります。
また、PHS方式になると端末が軽いなどの利点はありますが、精度の面では100メートル程度の誤差が生じます。いずれの方式でも、大体の場所は突き止められるのですが、そこから探し出すのが結構大変なことは心しておきましょう。

対象者 認知症の徘徊老人がいる世帯
必要書類 マイナンバーカードなど
申請期限 随時
申請先 各自治体の高齢福祉サービスなど

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